Compositor: Tatsuya Kitani
はあ
いやみなくらい うつくしくさいている
なにをくって なにをしょうかしているのか
ちらばったあいのすいがらにしたうち
はなみきゃくはそういや どこにきえてしまった
はいいっぱいにすいこんだ
のどがやけるほどまで
しつようにあんたでいたみたい
きのしたにたかるひゃっきやこう
なつのひのはむしたち
うつくしさのかてになりたいみたい
いじょうなんだよ、ほら
きずいていないんだ、だあれも
きがくるいそうなほどのあざやかさに
あのきのしたにはしたいがうまっている
あんたとおなじもんくってるばけものさ
はなびえのくもりぞらにあかいちがしみこんだような
あどけないうすべにのざんこくさにこぼたれたひ
だれかがうたってた
かみのてはにじむぴんく
むすうのしゅしでてんをなでる
ふらくたるがのみこむはる
はいいっぱいにすいこんだ
のどがやけるほどまで
しつようにあんたでいたみたい
うまれるまえにもどりたい
ながいだそくのいまを
うつくしさにささげておわりたい、ああ
いじょうなんだよ、ほら
きずいていないんだ、だあれも
きがくるいそうなほどのあざやかさに
あのきのしたにはしたいがうまっている
あんたとおなじもんくってる
いったいどれほどうしなったんかなあ
ふあんとゆううつにおはよう
これでいい、おれにこうふくはにあわない
からっぽのりょうしんで
うつろになっためで
あんたのなかみのぴんくをながめていたい